日本でカタカナで発音している言葉って、そのままの発音では通じないことが多いですよね。
“コーヒー”、とか、”ビール”、とか“オレンジ”とか。
でも、そもそも、カタカナの言葉が英語でないこともあるんです。
知ってるよー って思っていても、とっさに理解できなかった物をご紹介します。
英語で見て聞いて、「??」となった物たち
1.エンダイヴ
なんでしょう?
アンディーブ(チコリ)のことです。
こないだ料理クラスでこれを使ったレシピがあったのですが、なんだろう~と思っていたら、アンディーブでした。
アンディーブというのはフランス語読みなんですね。
きっと、フレンチのシェフが日本で広めたからフランス語読みするんでしょうが、カタカナでも、“エンダイブ”って英語発音にして欲しい・・・。
2.シラントロ
パクチー(シャンツァイ、香菜)のことでーす。
パクチーってタイ語なんですね~。なんとなく英語かと思っていました。
パクチーって、アメリカに来るまで、タイやベトナム料理などアジア系の料理で使うイメージでしたが、メキシコ料理でもたくさん使うみたい。
なので、私が住む地域では、シラントロ(cilantro)ってスペイン語が、スーパーでもレストランでも使われています。
どこのスーパーでもパクチーたくさんかつ安く売っていて、嬉しい。
40本~50本位の束で、0.59ドル(約65円)!!
日本ではなんとなくケチケチ使ってましたが、こっちではもうガンガン料理に入れてます。
日本では、コリアンダー(coriander)とも呼びますよね。
これは英語。
(このへんは、アメリカ人でもよく分かってない模様。私が、「コリアンダーを買ってきて。」と言ったところ、「違うよ!英語ではコリアンダーじゃなくてシラントロって言うんだぜーっ」と言う人(夫)もいます)
3.ゴダイヴァ
ゴディバ(GODIVA)の英語読みです。
アメリカ人と、好きなチョコレートブランドの話をしていて、”ゴダイヴァ”って単語が出てきたとき、なんか違うチョコレートブランドかと思いました。
「へー、それアメリカの?聞いたことないなあ」って言うと、「フランスだよ、すごい有名でアメリカでもそこら中で売ってるから見れば分かるよ!」って。
ううむ・・なんだ・・・しばし固まる。
あ!アメリカのスーパーで唯一見たヨーロッパ系のチョコレート“ゴディバ”か!!
(でもうちの近くのスーパーではゴディバは売ってないんですよねー 食べたくなってきた!)
カタカナ語が英語ではなく、生徒が理解できなかった言葉
オランダ
ちょっと違うケースですが、”オランダ”は、英語でなんでしょう?
日本人の中学生向けクラスの授業で、文章の中に、“オランダ”という単語が出てきました。
生徒A:「“オランダ”ってなに?どこ・・?」
生徒B:「“ヨーロッパ”のことだよ!」(生徒Aが質問した0.1秒後に、ものすごい自信とともに断言。)
生徒A:「へー。“オランダ”って、“ヨーロッパ”っていう意味なんだあ!でも、なんで“ヨーロッパ”のことを“オランダ”っていうの・・?」
頭の回転が早く早口な生徒たちの、ものすごい勢いで繰り広げられる“想定外の会話”内容って、瞬時に理解するのが至難の業。
(でも、これがおもしろくてやめられない今日このごろ・・)
最初、「“オランダ“は、ヨーロッパの中の国だよ(by生徒B)」っていう話なのかとも思ったんですが、いやなんか違う。
「ちょっと待って。”オランダ“、は、”ヨーロッパ”という意味ではないよ!
ヨーロッパの中の国で、ほら、ドイツの近く。(地理は苦手なんで、正確な位置がぱっと出てこない・・)
アムステルダムって知ってる?アムステルダムが首都の国。」
生徒A:「あ、ネザーランド!(Netherlands)」
そうそう。
ここで生徒たちが、「おおー!へーなんで日本語ではオランダって言うの!なんで?!」
「なんでだろね~?調べてみて~!」と逃げる生徒に学ぶ機会を与える。
ポルトガル語表記の「Holanda」からきているそうです。
アメリカ生活 あれ、カタカナ語ってすべてが英語ではないんだ! まとめ
1.エンダイヴ:日本では、”アンディーブ”や”チコリ”と呼ばれています
2.シラントロ:”パクチー”は、タイ語。英語では”コリアンダー”ですが、アメリカでは”シラントロ”ってスペイン語で呼ばれています
3.ゴダイヴァ:フランス語で”GODIVAゴディバ”。
4.オランダ:”オランダ”は、”ヨーロッパ”ではありませんよ~
ちなみに、母国語ではない言葉を話すコツは、ゆっくり話すこと。そうすると相手が理解してくれます!
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